カテゴリ:不動産売買 / 投稿日付:2021/12/11 12:51
不動産売却時の経費関係
不動産を売ったときにかかってくる経費をまとめてみました。
①仲介手数料
仲介業者の報酬です。
成約価格によって%に違いがありますが400万円以上の売買の場合は成約本体価格の3%+6万円となっております。
400万円未満の場合は計算方式が変わります。
②登記費用
売渡の費用、抵当権抹消手続きの費用がメインです。
主に数万円もあれば大丈夫なケースが多いです。
③リフォーム費用
建物を一部改装して引き渡すというような条件が付いている場合は必要です。
中古戸建の場合、現状有姿が多いのですが、買主様からの改装渡し等の特別な条件で申し込みの場合は必要になることがあります。
④解体費用
こちらも更地渡し等の条件がある場合には必要になります。
相続空家の3000万円控除を利用する場合の条件の一つに更地であるということがあります。
この場合は更地渡しにて契約しますので解体費は必要になります。
⑤残置物撤去費用
建物内の荷物を処分する場合に必要です。
不動産売買の基本は建物内の荷物は売主様の負担で撤去してもらうことになります。
ご自身で撤去出来ないくらい荷物が多い場合は業者に依頼することも必要です。
⑥その他
契約の条件によっては測量や地積更正登記が必要になることもあります。
隣地との境界を確定させるには筆界確認書が必要になりこれらも費用がかかります。
売買契約の条件に何が入っているのか等をキッチリ確認して置けば後で慌てることもありません。
売却する不動産の状況、契約内容等、キッチリとご確認下さい。
よろしくお願いいたします。